Jクラブから戦力外通告を受けた選手などを対象としたトライアウトが9日、千葉市内で行われた。

 この日は、Jリーグが掲げているアジア各国との交流、育成の一環で、タイ1部のチョンブリーに所属するFWパソ(17)とFWカニスリバンペン(19)が参加した。

 パソは試合形式のゲームで、グラウンダークロスを押し込み得点を挙げアピールした。来季からJ3鹿児島の監督に就任する三浦泰年氏(51)の目に留まり、三浦氏は「1月の中旬からキャンプが始まるので、練習参加で呼びたい」と前向きだった。パソは「得点の結果を出せて良かった。カテゴリーを問わず日本でサッカー選手になりたいしチャレンジしたい」と決意を口にし、鹿児島の練習参加にも「行きたい」と積極的だった。