J1王者の鹿島(開催国枠)が南米代表のナシオナル・メデジン(コロンビア)を3発で下し、Jリーグ初、アジア勢初となるクラブW杯の決勝に進出した。

 鹿島は15日に行われる、Rマドリード(スペイン)とクラブ・アメリカ(メキシコ)の勝者と世界一をかけ、18日に日産スタジアムで対戦する。

ナシオナル・メデジンに勝利しスタンドにあいさつする鹿島イレブン(撮影・加藤哉)
ナシオナル・メデジンに勝利しスタンドにあいさつする鹿島イレブン(撮影・加藤哉)
決勝進出を決め、ガッツポーズで喜ぶ鹿島の石井監督(撮影・加藤哉)
決勝進出を決め、ガッツポーズで喜ぶ鹿島の石井監督(撮影・加藤哉)


鹿 島1-0
2-0
ナシオナル・メデジン

【得点者】

前半33分 土居(鹿島)

後半38分 遠藤(鹿島)

後半40分 鈴木(鹿島)


【後半48分 鹿島3-0ナシオナル・メデジン】

鹿島3発快勝で試合終了


【後半45分 鹿島3-0ナシオナル・メデジン】

ロスタイム3分


途中出場の鈴木がダメ押し点!

【後半40分 鹿島3-0ナシオナル・メデジン】

右サイドのFW金崎のグラウンダーのクロスをFW鈴木が左足で飛び込み追加点を獲得

後半40分、ゴールを決める鹿島FW鈴木(撮影・清水貴仁)
後半40分、ゴールを決める鹿島FW鈴木(撮影・清水貴仁)
後半、ゴールを決めたFW鈴木はC・ロナルドの決めポーズをマネる(撮影・加藤哉)
後半、ゴールを決めたFW鈴木はC・ロナルドの決めポーズをマネる(撮影・加藤哉)

【後半39分 鹿島2-0ナシオナル・メデジン】

鹿島ユース出身のFW鈴木がMF中村と交代しピッチに


遠藤が華麗なヒールで追加点!

【後半38分 鹿島2-0ナシオナル・メデジン】

MF柴崎のクロスのこぼれ球に反応したMF遠藤が右足ヒールで華麗にゴールを決める

後半、ゴール前、相手GKが跳びだしたところを後ろ足でゴールを決めた遠藤(撮影・加藤哉)
後半、ゴール前、相手GKが跳びだしたところを後ろ足でゴールを決めた遠藤(撮影・加藤哉)

【後半35分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

MF柴崎のパスをエリア手前で受けたFW金崎が、左サイドから駆け上がるFW土居にパスを送るも、DFに阻まれる


【後半33分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

MFゲラがエリア内にドリブルで進入、シュートを放つもDF陣が体を張ったブロック


【後半26分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

MFウリベがFW土居を倒しイエローカード


【後半23分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

エリア内でこぼれ球を拾ったMFダホメが左足でシュート、ボールはゴール上に外れる


【後半22分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

MFダホメIN、MFモスケラOUT


【後半19分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

エリア手前でボールを受けたMFトレスがミドルシュート、ボールはゴール左に外れる


【後半15分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

MFゲラIN、MFアリアスOUT


【後半14分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

エリア内でこぼれ球を拾ったFWボルハがシュート、GK曽ケ端が防ぎゴールならず


【後半13分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

日本代表MF永木がキャプテンMF小笠原と交代しピッチに


【後半11分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

DFエンリケスがFW金崎を倒しイエローカード


【後半9分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

2試合連発中のエースFW金崎がFW赤崎に代わりピッチへ

後半、鹿島FW金崎(左)が交代でピッチに入る(撮影・清水貴仁)
後半、鹿島FW金崎(左)が交代でピッチに入る(撮影・清水貴仁)

【後半8分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

FWボルハが右サイドからのクロスに頭で合わせるもミートせず


【後半2分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

センターラインでボールを受けたFW赤崎がドリブル突破、エリア内に進入しシュートを放つもGKに阻まれる


【後半1分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

ナシオナル・メデジンボールで後半開始


【前半49分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

鹿島は押され気味も、リードしたまま前半終了


【前半48分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

MFモスケラが左サイドからのクロスに頭で合わせるも、ボールはポストにはじかれゴールならず


【前半46分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

右サイドからのクロスをFWボルハがヒールで合わすも、GK曽ケ端がキャッチ


【前半45分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

ロスタイム3分


【前半45分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

MFウリベがエリア内でボールを受けダイレクトシュート、ボールはゴール上わずかに外れる


【前半44分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

DF昌子が強烈なロングシュート、GK正面でゴールならず


【前半43分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

エリア内でボールを受けたFWベリオが右足でシュート、GK曽ケ端がブロックしゴールならず


【前半41分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

MFモスケラが右サイドからのクロスに右足で飛び込むも、DFに阻まれる


【前半35分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

左CKにDF植田が頭で合わせるも、GKのファインセーブに阻まれゴールならず


土居が先制弾!

【前半32分 鹿島1-0ナシオナル・メデジン】

FW土居がPKを冷静に左隅に決め貴重な先制点を獲得

前半、PKを決め先制する土居(撮影・加藤哉)
前半、PKを決め先制する土居(撮影・加藤哉)

【前半30分 鹿島0-0ナシオナル・メデジン】

DF西がエリア内で倒され、ビデオ判定でPK獲得

前半、ビデオ判定の映像を確認する主審(撮影・加藤哉)
前半、ビデオ判定の映像を確認する主審(撮影・加藤哉)

【前半26分 鹿島0-0ナシオナル・メデジン】

エリア手前でこぼれ球を拾ったMF遠藤がシュート、DFに阻まれCKに


【前半23分 鹿島0-0ナシオナル・メデジン】

ゴール前のこぼれ球に反応したFWベリオがシュートを放つも、DF昌子が頭でクリアし、ゴールを死守


【前半22分 鹿島0-0ナシオナル・メデジン】

右サイドからのパスをFWボルハが右足ダイレクトボレー、GK曽ケ端がしっかりキャッチ


【前半18分 鹿島0-0ナシオナル・メデジン】

エリア手前でこぼれ球を拾ったMF柴崎がエリア内へドリブル突破、倒れ込みながらのシュートはGKにはじかれる

前半、シュートを放つ鹿島MF柴崎(撮影・清水貴仁)
前半、シュートを放つ鹿島MF柴崎(撮影・清水貴仁)

【前半16分 鹿島0-0ナシオナル・メデジン】

MFウリベがエリア右手前からミドルシュート、ボールはゴール上に外れる


【前半13分 鹿島0-0ナシオナル・メデジン】

エリア内でMF遠藤がフリーでシュートを放つも、左足のシュートはゴール左に外れる


【前半11分 鹿島0-0ナシオナル・メデジン】

MFウリベがエリア手前から強烈なミドルシュート、GK曽ケ端がワンハンドで防ぎゴールならず

前半、相手シュートを止める鹿島GK曽ケ端(撮影・清水貴仁)
前半、相手シュートを止める鹿島GK曽ケ端(撮影・清水貴仁)

【前半10分 鹿島0-0ナシオナル・メデジン】

FWベリオがエリア中央でボールをキープするも、DFに阻まれシュートに持ち込めず


【前半5分 鹿島0-0ナシオナル・メデジン】

右CKにDF山本が頭で飛び込むも、1歩届かず


【前半4分 鹿島0-0ナシオナル・メデジン】

DFボカネグラが右サイドからクロス、中央のDFに阻まれシュートならず


【前半1分 鹿島0-0ナシオナル・メデジン】

鹿島アジア勢初の決勝進出へ 鹿島ボールでキックオフ


【試合開始前にシャペコエンセの選手らが乗ったチャーター機が墜落した事故を受け黙とう】


試合前、黙とうする両チーム(撮影・加藤哉)
試合前、黙とうする両チーム(撮影・加藤哉)
集合写真を撮る鹿島のスタメン(撮影・加藤哉)
集合写真を撮る鹿島のスタメン(撮影・加藤哉)

【鹿島】

<スタメン>4-4-2

21 GK曽ケ端準

22 DF西大伍

23 DF植田直通

3  DF昌子源

16 DF山本脩斗

10 MF柴崎岳

40 MF小笠原満男

25 MF遠藤康

13 MF中村充孝

8  FW土居聖真

18 FW赤崎秀平


【ナシオナル・メデジン】

<スタメン>

34 GKアルマニ

2  DFボカネグラ

3  DFアギラル

12 DFエンリケス

19 DFディアス

6  MFウリベ

8  MFアリアス

10 MFトレス

21 MFモスケラ

9  FWボルハ

28 FWベリオ


クラブW杯日程・トーナメント表


<大会概要>

 サッカーのクラブ世界一を決めようという考えは1950年代からサッカー関係者の間で広まり、60年から欧州と南米の王者が対戦するインターコンチネンタル杯が開催された。しかし徐々にサポーターが加熱し、ホームアンドアウェーの試合運営が困難となったため、79年大会後に中立地での一発勝負へと方向転換。81年からは日本で「トヨタ杯」として開催されることになった。

 2000年には世界の大陸を代表する8つのクラブによる「FIFAクラブ世界選手権」が初めて開催された。その後中断していたが、05年にはトヨタ杯がそれを受け継ぐ形になり、現在のようなトーナメント方式のクラブ世界選手権を日本で開催した。06年には「FIFAクラブワールドカップ」と大会名を変更。2年ごとに開催地を変える運営となり、07、08年は引き続き日本で開催。09、10年はUAE。11、12年は日本。13、14年はモロッコで開催。15、16年は再び日本開催となった。17、18年はUAEでの開催が決まっている。