来季J2の湘南は28日、MF菊池大介(25)が17年シーズンから浦和に移籍すると発表した。

 ユース育ちの菊池はJ2草津でプレーした10年を除いて湘南でプレー。背番号10を背負い、チームを引っ張ってきた。通算成績はJ1では96試合8得点、J2では162試合24得点、カップ戦では13試合1得点、天皇杯では11試合0得点。

 菊池はクラブを通じて次のようなコメントを発表した。「来季から浦和レッズでプレーすることを決断しました。湘南ベルマーレではユースの頃から約10年プレーさせてもらいました。この街とクラブ、ファン、サポーター、一緒に戦ってきた仲間たちは自分にとって家族のような本当にかけがえのない存在ですし、これからもそれは変わりません。中学生の時、湘南ベルマーレというクラブを選択していなければ今の自分はありません。そのクラブを離れるのはすごく寂しいですし、チームを降格させてしまい、選手としての責任を果たせないまま移籍するのは申し訳ない気持ちでいっぱいですが、新天地での活躍を見てもらうことが一番の恩返しになると思うので、変わらず自分のチャレンジを応援していただけるとうれしいです。この先どこに行ってもサッカーを引退しても、湘南で育った選手としての誇りと責任を持って人生を歩んでいきます。本当にお世話になりました。ありがとうございました」。