J2岐阜の前監督のラモス瑠偉氏(59)のマネジメント事務所は30日、同氏が29日に体調不良で医療機関で検査を受けたところ、脳梗塞と診断されたと発表した。同氏は7月に岐阜の監督を解任されていた。

 ブラジルから1977年に来日。読売クラブ、V川崎(現東京V)の司令塔として頭角を表し、89年に日本国籍を取得。日の丸をつけて臨んだ93年のアメリカW杯アジア最終予選で「ドーハの悲劇」を味わった。

 98年の引退後は東京Vの監督などを歴任。岐阜の監督は14年から務め、3季目途中で解任となった。

 11月には元日本代表監督で、日本協会副会長の岡田武史氏(60)がオーナーを務めるFC今治が来季のJFL昇格を決めた試合(千葉)に応援にかけつけていた。

 発表文は次の通り。

いつもラモス瑠偉を応援していただき、誠にありがとうございます。

昨日、12月29日(木)ラモス瑠偉が体調不良を訴え、医療機関で検査をしたところ脳梗塞と診断され、一時活動休止をさせていただくことと致しましたのでご報告申し上げます。

現時点ではどれほどの休暇期間を要するかは未定です。

早期復帰を目指し家族及びスタッフ一同サポートして参りますので、どうか温かく見守り下さい。

突然の休養により、関係者各位の皆様には多大なるご迷惑とご心配をお掛け致しますこと、心より深くお詫び申し上げます。

また、皆様のご理解とご協力に心より御礼申し上げます。

平成28年12月30日

(有)カリオカ・スポーツ・プロモーション

代表取締役鈴木ファビアナラモス

ラモス瑠偉