市船橋(千葉)が京都橘を1-0で下し、夏冬連覇へ発進した。

 チケット完売で1万6061人の大観衆を動員した1回戦屈指の好カード。京都橘は前半、京都入りする大会注目のストライカー、FW岩崎悠人(3年)のFKが相手GK長谷川凌(2年)の好セーブにあい、強烈な右足ミドルシュートも左ポストに嫌われるなどゴールを割れず。市船橋も後半に入って連続CKから波状攻撃をかけるが、相手GK矢田貝壮貴(3年)を中心とした堅い守りに阻まれ0-0のまま進んだが、後半26分、左サイドからのFKをDF杉山弾斗(2年)が左足でねじこんでついに均衡を破り、これが決勝点となった。