4大会ぶり出場の高川学園(山口)が、鹿島学園(茨城)に逆転負けし、初戦で敗退した。

 0-0で迎えた後半23分に先制。左CKのこぼれ球をDF浅野竜生(たつき、3年)が頭で押し込み、均衡を破ったものの、7分後に同点とされ、さらに7分後に勝ち越し点を許した。

 前身の多々良学園時代から含めて23回目の出場で、過去2度の4強を上回る成績を目指していたが、無念の敗戦。

 江本孝監督(32)は「試合前に『この場所は選手にとってディズニーランドだ』と言いました。リラックスして楽しんでくれました。しかし、1点をもぎ取った後にコントロールしてあげられず、残念です」と悔しがった。