常盤木学園(宮城・東北1位)は1回戦でハットトリックを決めた美形MF滝川結女(ゆめ、2年)が2戦連続で得点し、2大会ぶりに大会2勝を挙げた。1月4日の準々決勝では修徳(東京・関東5位)と対戦する。

 1-0の後半39分、右サイドでロングパスを受けた滝川は一気にドリブルでペナルティーエリアに侵入すると、豪快に右足を振り抜いた。今大会通算4得点と絶好調の背番号8は「トラップが良かったので、前を見た瞬間入ると思った。緊張と焦りがあったけど、勝ちたい気持ちが強かった」。修徳との準々決勝に向けては「強いってのは聞いているけど、勝てない相手ではない」。自信満々に宣言すると、口元の八重歯がきらりと光った。