2回戦から登場した那覇西が初戦敗退した。相手の富山第一の県予選の戦いぶりを研究し、セットプレーに気を使いながらプレーしたが、前半7分に、相手のFKからオウンゴールで失点した。

 DF我如古盛洋主将(3年)は「細かいミスだったり、自滅した部分はあるけど、予想しなかったオウンゴールを最後まで引きずったかもしれない。1-4ほどの大きな力の差は感じなかった」と話した。

 3点を追う後半ロスタイムには、左CK時にGK與那覇龍大(3年)が相手ペナルティーエリア内まで入って得点を狙うなど、執念をみせた。玉城真哉監督(50)は「勝敗には関係ないかもしれないけれど、最後に1点でも2点でも追い付こうと思った。1、2年生がこの日の負けをどう受け止めるかが今後のつながる」と話した。