駒大高が快勝で2大会連続の8強進出を決めた。

 前半7分、左からのコーナーキックにDF村上哲(3年)が頭で合わせ、ゴールにたたき込み先制した。続く12分にも絶好機を迎えた。右の崩しから上がったクロスをGKが弾いた。ゴール前でボールがこぼれたが、押し込めずクリアされた。13分は左からのロングスローをFW影山克明(3年)が胸に当ててMF矢崎一輝(3年)へ。エリア外左角から思い切ったミドルシュートを放ったが、左へそれた。

 攻める駒大高の追加点は17分。ゴール前の競り合いでこぼれたルーズボールにエリア内にいた矢崎が反応。トラップして右足で豪快にシュートを放ち、GKの手をはじき飛ばしてゴールに突き刺した。

 駒大高の猛攻は続く。19分、エリア内での細かいパス回しで崩すと、最後はMF西田直也(2年)が左足でゴール右へ。開始から20分を待たず、試合を決定づけた。

 後半に入っても駒大高の攻勢は続く。鋭い寄せで敵陣内でボールを奪い、次々とゴールに襲いかかる。矢崎を中心としたパス回しで1対1の場面を作るなど、決定機が続いた。迎えた14分、コーナーキックからDF高橋勇夢主将(3年)のゴールで4点目を奪った。

 後半は自陣でプレーする時間はほとんどなし。山梨学院にほぼなにもさせない完勝で勝ち進んだ。