J1新潟は10日、GK黒河貴矢(35)が現役を引退すると発表した。

 黒河はクラブを通じ「1日1日を全力でやってまいりましたが、足の状態と今年自分がサッカー選手を続けているところを想像した時より、現役を退いて新たなスタートを切ることを想像した方がワクワクするような感情が湧き、素直に自分の気持ちに従う決断をしました。自分がプロの世界に入って、思い描いていたような活躍、成績は残せませんでしたが、常に向上心を持って少しでも上手くなりたいと思って17年間やって来ました。こんなに長くプレーできたのも、今までお世話になった指導者、クラブスタッフの皆さん、たくさんの素晴らしいチームメイトに出会えたからだと思っています。それと色々な場所で色々な形で応援していただいたファン、サポーター皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。また、自分の目標に向かってどんな時も一番近くで励まし続けてくれた家族にも感謝しています。それから自分を生んで、どんな時も自分を信じてくれて一番のサポーターであった母親にも本当に感謝しています。素晴らしい17年間をたくさんの人達のおかげで過ごすことができました。これからは今までに得た知識、経験を活かし、新たな道で頑張っていこうと思っています」とコメントした。