清水に入団するDF飯田貴敬(専大4年)が11日、静岡市内の選手寮に入寮した。昨季途中から特別指定選手として練習に参加し、寮生活を送っていた。大学の試合に出場するため、シーズン終盤にいったん退寮。再び同じ部屋に入ることで、「『いよいよプロが始まるんだな』という感じです。夢だったので、1日でも早くチームの力になりたい」と笑顔で話した。

 年末年始は茨城県桜川市の実家に帰省した。初詣は家族と市内の雨引観音を訪れ、おみくじで大吉を引き当てた。だが、数年連続で大吉を出しているといい、「自分では、引きが強いかなと思います」と照れ笑いした。帰省中も走り込みを行っており、16日からの第1次キャンプを前にコンディションは良好。その上で「大卒新人は若くない。1年目から先発を勝ち取れるようにしたい」と目標を語った。【保坂恭子】