G大阪が15日、本拠地の市立吹田スタジアムで新体制発表会見を開いた。就任5年目となる長谷川健太監督(51)とトップチームに新加入した5人が出席。17年度の新ユニホームと新スローガン「勝」も発表された。

 東京Vから加入したGK鈴木椋大(りょうた、22)は「伝統あるG大阪の一員になれてうれしい」。清水から加入したDF三浦弦太(21)は「対人(の強さ)やキックの精度を見て欲しい」。横浜から加入したブラジル人DFファビオ(27)は「自分自身Jリーグでタイトルを取ったことがないので、タイトルを取りたい」。

 千葉から加入したMF井出遥也(22)は「ゴールやアシストの部分を見てもらいたい」。大宮から加入したMF泉沢仁(25)は「自分の特長はドリブル。優勝できるように頑張りたい」と、熱く語った。

 長谷川監督は「優勝を目指してタイトルにこだわっていきたい。今シーズンも勝負の年として頑張っていきたい」と、無冠に終わった16年度を悔いながらも決意を新たにした。

 さらにセカンドチームにあたるG大阪U-23(23歳以下)が主戦場となる新加入の若手7人も発表。札幌から移籍したMF中原彰吾(22)名古屋から加入したMF森勇人(21)盛岡からはFW郡大夢(こおり・ひろむ、19)が加入。高校選手権に出場した名門2校からはMF高宇洋(こう・たかひろ、18=市船橋)とMF高江麗央(れお、18=東福岡)が新加入。韓国出身のDFペ・スヨン(18=ボイン高)は188センチの長身センターバックで、G大阪ユースからはMF食野(めしの)亮太郎(18)が昇格を果たした。

 今季のG大阪は38人が所属し、トップチームとセカンドチームのG大阪U-23に分けられる。現時点では、トップチームは24人、セカンドチームは14人が所属。トップチームは16日から沖縄合宿に、G大阪U-23は21日に始動する。