仙台は15日、恒例の仙台・大崎八幡宮での必勝祈願を行った。氷点下1度と肌を刺すような寒さの午前10時、渡辺晋監督(43)や全選手28人らはスーツ姿で参拝。「必勝」と書かれた横180センチ、縦90センチの特注の巨大絵馬を掲げた。

 今季柏から期限付き移籍で加入したDF増嶋竜也(31)は、初となる仙台での必勝祈願を終え「いい成績を残せて、笑顔で終われるようにしたい。自分としても、活躍できる1年にしたい」と抱負を語った。仙台でのプレーを渇望しており「早くピッチの上で表現できたらいいな」。2月25日にホームで行われる札幌との開幕戦を待ちわびる。

 渡辺監督は、スローガン「Be STRONG 興せ、未来を」を引き合いに、「強くなりたいですし、自分自身も強くありたい」と語った。就任4年目の今季。昨季年間順位12位からの巻き返しに燃える。