J2京都が16日、京都府城陽市内で始動し、J2名古屋から加入した元日本代表DF田中マルクス闘莉王らが約1時間半、練習を行った。ランニングやボール回しで汗を流した35歳のベテランは「京都サンガがJ1で輝けるよう全力を尽くす」と2010年以来のJ1へ強い決意を口にした。

 グラウンドに雪が残る中でのスタートとなったが、精力的に練習。U-19(19歳以下)日本代表で活躍し、京都橘高から入団したFW岩崎悠人は「いよいよプロ生活が始まるという楽しみな気持ち。一つでも多くの試合に出てゴールを決めたい」と意気盛んだった。

 京都府亀岡市での新体制発表記者会見では、布部陽功新監督が「選手一人一人の力を向上させ、J1昇格を成し遂げたい」と力強く話した。