仙台は18日、鹿児島県さつま町で1次キャンプを行うため、鹿児島空港に午前11時前に到着した。

 鹿児島空港内のセレモニーで、渡辺晋監督(43)や選手らは約100人の歓迎を受けた。渡辺監督と鹿児島県出身のMF中野嘉大(23)に花束が贈呈された。

 渡辺監督は鹿児島空港で、鹿児島県出身で元仙台のJ3鹿児島ユナイテッドDF上本大海(34)とMF松下年宏(33)に出迎えられたことを明かし、「気候だけではなく、鹿児島の皆さんの心の温かさも、着いた早々に味わいました」と感謝した。

 さつま町では、18日から26日まで1次キャンプを実施する。渡辺監督は「温かい気持ちをキャンプではしっかりと胸に秘めて、厳しいトレーニングを積むと思いますけど、選手と一緒にいい準備ができるように頑張っていきたいと思います。少し遠い場所になると思いますが、ぜひ皆さんも足を運んでいただいて、選手を励ましてください」と、応援を呼びかけた。

 仙台はさつま町での1次キャンプを終えると、27日から2月13日まで宮崎県延岡市で2次キャンプ、14日から宮崎市で3次キャンプを行う。