仙台は19日、鹿児島での1次キャンプ2日目の練習を行った。あいにくの空模様だった初日から一変、晴れて気温も12度と天候に恵まれた。

 この日から2部構成で練習を行い、午前練習で選手たちは、サーキットトレーニングなどを約1時間半こなした。サーキットトレーニングは、GK陣をのぞいた25人の選手が4組に分かれて実施。FW西村拓真(20)は軽快な走りを見せて、集団をリードした。

 初日に渡辺晋監督(43)が「苦悶(くもん)の表情を浮かべるシリーズ」と命名した1次キャンプ。日を追うごとに、だんだん練習の厳しさが増すことになる予定だ。だが西村は「監督が毎回言うよりも、自分が全力を出せばいいと思う。1回の練習を大切にしていきたい」とエンジン全開。調子の良さを首脳陣にアピールした。