J2山形が19日、キャンプを行っている静岡・御前崎市のホテル内で、同市の熱烈歓迎を受けた。

 鴨川朗・御前崎市副市長からは御前崎茶「つゆひかり」を、ホテルからは遠州夢咲牛を贈られた。木山隆之新監督(44)は「J1昇格を勝ち取れるよう、より良いキャンプにしたい」とあいさつした。

 山形がキャンプを行っている「御前崎ネクスタフィールド」は、日本で最先端の芝を使用している。「セレブレーションバミューダグラス」と呼ばれ、14年のブラジルW杯や、16年のリオデジャネイロ五輪で使用されたスタジアムの芝と同じ仕様。繁殖能力が強く、回復が早い。昨年12月にオープンさせた遠藤孝一支配人は「御前崎市の地域貢献をしたかった。今後は代表レベルのキャンプも誘致していきたい」と話した。