G大阪が23日、沖縄合宿8日目を迎え、午前練習で約2時間汗を流した。実戦形式の練習で主力組のセンターバック(CB)は、新戦力の清水から加入したDF三浦弦太(21)と横浜から加入したファビオ(27)がコンビを組んだ。

 24日は合宿最終日で沖縄県リーグ3部の沖縄SVと今季初実戦を行う。長谷川健太監督(51)は「(練習試合の)CBはこの2人でやる。新加入の選手を使ってみてどうなるか見てみたい」と明言した。

 CB争いは激しい。主力だったDF丹羽と金は昨季、ともに28試合に出場。しかし、指揮官は「CBは横一線」と話しており、4人で競争させる意向だ。新加入の三浦は「試合が一番のアピールの場になる。監督の評価につながる。練習でやってきたことをしっかり出したい」と、デビュー戦に向けて意気込んだ。

 まずは2月7日のACLプレーオフ(相手未定、吹田S)の突破が目標になる。例年は体作りが基盤となる沖縄合宿だが、今季は2次合宿もなく実戦形式の練習を多く積んだ。長谷川監督は「チームは順調にきている。プレーオフまで2回しか練習試合をできないので、どこまでできるか見てみたい」と、新チームの仕上がりを期待した。