J1磐田は27日、筑波大FW中野誠也(3年)の来季(18年シーズン)入団内定を発表した。Jリーグ史上、異例の早期内定だ。

 中野は静岡県出身で、中学、高校と磐田の下部組織でプレーした。得点感覚に優れ、プリンスリーグ東海で得点王を獲得。筑波大進学後も活躍を続け、昨年12月に行われた全日本大学選手権では、4試合8得点で大会最優秀選手に選ばれた。

 身長172センチ、体重67キロ。センターフォワードとしては小柄だが、磐田側も「スペースの大小に関わらず背後を狙い、動き出しのタイミングの良さを持ち味」と評価している。

 大学3年のこの時期に異例の入団内定を発表した中野は「中学校、高校時代と6年間お世話になったクラブで、プロサッカー選手としてのキャリアをスタートできることを大変うれしく思っています。今までご指導頂いた指導者の方々、応援してくださった全ての方々に感謝の気持ちを持ってプレーし、1日でも早く磐田の力になれるよう頑張ります」とコメントした。