鹿島MF柴崎岳(24)のスペイン1部ラスパルマス移籍が30日、破談した。

 同クラブのミゲル・アンヘル・ラミレス会長がチーム公式の「UDラジオ」に出演し、補強終了を明言。パリサンジェルマンからスペイン人FWヘセ・ロドリゲスを期限付きで獲得することを明言した後に「監督はこれ以上、選手を増やしたくないと考えている」と現場の意向を尊重したという。EU圏外選手枠は1つ空いているが、スペインに渡って待機中の柴崎を含め、今冬の獲得交渉は打ち止め。一時は決定的とみられていた移籍が急転、消滅した。