新潟が活を入れられた。胸のユニホームスポンサーの亀田製菓(新潟市)との契約更新会見が2日、同社で行われた。今年から19年までの3年契約で更新した。

 会見の冒頭、同社の田中通泰会長(71)から「ここ数年のふがいない結果に、契約を見直そうとしていました」と厳しい言葉が飛び出した。その上で「(新潟から)心機一転出直すというお話をいただいたので、従来通り更新しました。今以上に頑張ってくれることを期待しています」と話した。

 同社は96年からユニホームスポンサーを継続。ただ、2年連続15位、昨季の観客動員数約2万1000人という近況にはしびれを切らしていた。同席した新潟の中野幸夫社長(61)は「厳しいお言葉を真摯(しんし)に受け止めます。勝負に『大丈夫』はないが、今年は大丈夫です」と答えた。今季は県内各地で観戦を呼びかける「ハッピーキャラバン」など、集客作戦を共同で行う。チームの成績向上と併せ、不退転の決意で低迷脱出を図る。