昨年末に脳梗塞で倒れたサッカー元日本代表のラモス瑠偉氏(60)が14日、都内のリハビリテーション病院を退院した。一昨年11月に結婚した俊子夫人(39)の支えもあって、驚異的な回復ぶり。笑顔も戻り口も滑らかに動いた。脳梗塞から復帰した主な著名人は以下の通り。

 ◆長嶋茂雄(野球五輪代表監督) 04年3月発症(68歳)。05年7月に公の場に巨人戦観戦。まひが残る右手はポケットも元気な笑顔。

 ◆オシム(サッカー日本代表監督) 07年11月発症(66歳)。08年1月公の場に。代表戦を観戦。右手につえ。自力で歩き椅子から立つ場面も。

 ◆木村和司(サッカー解説者) 15年1月発症(56歳)。15年5月仕事復帰。発見が早く手術回避会話などに不自由はなく、解説業を再開。

 ◆西城秀樹(歌手) 03年6月発症(48歳)。03年7月復帰会見。自身の口で病状説明。当初は回らなかったろれつも回るように。

 ◆西城秀樹(歌手) 11年12月再発(56歳)。12年6月仕事再開。右半身にまひ残るもプールリハビリなどでつえ不要まで回復。

 ◆大橋未歩(テレビ東京アナウンサー) 13年1月発症(34歳)。13年9月職場復帰約。10日で番組収録参加し1カ月後にはイベントで司会。

※肩書きと年齢は発症時。敬称略