横浜が15日、横浜市内で日体大と練習試合(45分1本、30分2本)を行い、計9-0で勝利した。

 1、2本目に先発したFW富樫敬真(23)が2本目の9分にネットを揺らし、タイキャンプ、宮崎キャンプを含めて練習試合で5戦4発と好調をアピールした。「開幕前に(得点を)取る癖を、自分の中で感覚的につけられたらと思って臨んでいた。そこは、いい継続ができている」と手応えを口にし「練習試合で取れても本番に取れないと意味がない。何よりも開幕で勝つことが大事。そこは勘違いせず準備していきたい」と気を引き締めた。

 主将に就任したFW斎藤学(26)、新戦力のDFレゲネク(22)、FWウーゴ・ヴィエイラ(28)もゴールを奪うなど、大学生相手に気を緩めることなく、最後まで攻め続けた。各ポジションで競争が激化し、モンバエルツ監督は「競争が選手を成長させてくれる。選手には、練習から常に試合に出るのにふさわしい、とピッチ上で見せていってほしい」と期待した。