G大阪がACL対策に自信をつかんだ。15日、堺市内で韓国Kリーグの仁川と練習試合(45分×3本)を行い6-1の大勝。183センチの新加入DF三浦が、1本目の18分に遠藤のFKを頭で合わせて先制。同34分にも堂安の浮き球パスを頭で決めた。空中戦で威力を発揮し、途中から採用した3バックの新システムにも順応。主力組が出場した2本目の23分までは無失点(4-0)の圧勝劇だった。

 22日のACL開幕戦は、敵地でアデレード・ユナイテッドと対戦。フィジカルの強い相手だけに、長谷川監督は「身長のあるチームとやるには、高さが必要。(3バックを)試せたことも良かった」と手応えをつかんだ。攻守に奮闘した三浦も「大きな選手でも空中戦の駆け引きで勝てるようにしたい」。1本目の終了間際には、相手選手に倒されたアデミウソンが激怒。両軍入り交じって乱闘寸前になったものの、収穫の多い試合だった。