全国高校サッカー選手権で初優勝した、青森山田のＭＦ住永翔（３年）が１８日、横浜市の日産スタジアムで行われたゼロックススーパー杯の前座・ネクストジェネレーションマッチＵ－１８（１８歳以下）Ｊリーグ選抜対日本高校サッカー選抜戦に出場した。青森山田・黒田剛監督（４６）の指揮の下、高校同様、キャプテンマークを付け中盤でチームを引っ張り、Ｊリーグ下部組織のタレント軍団を４－０で一蹴した。住永は「お互い、合流したのが２、３日前でチームとしては、まだまだ程遠い仕上がりの中、勝負に貪欲に、泥臭くプレー出来た自分たちが勝った」と語った。

　卒業後、進学する明大の練習にも参加し、ダブルボランチの一角として練習試合にも１試合出場した。「レベルが高い。（高校とは）スピード感が全然違う。プロに何人も出ている、成長するにはもってこいの環境」と刺激を受けた。その上で「選手権優勝は過去の栄光。まずはトップチームに入れるように、しっかりやっていきたい。スピードの速さは、予測でいけると思う。もう少し、アジリティ（瞬発力）をつけて、大学選抜や関東大学リーグの選手に対応したい」と闘志を燃やした。【村上幸将】