川崎フロンターレが21日、神奈川・等々力競技場でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の水原(韓国)戦に向け調整を行い、今季から就任した鬼木達監督(42)と、主将のFW小林悠(29)が試合前日会見に臨んだ。

 初陣となる鬼木監督は「初戦は一番大事なゲーム。ホームなので気持ちを見せられるように戦う」と勝ち点3へ意欲を示した。鬼木監督のもと、守備面に磨きをかけてきた。水原の3人の前線を警戒し「今まで通り攻撃的なところも見せていく。相手も球際は強い。そこにも負けないように戦えれば」と話した。

 小林は定位置争いの激化を挙げ「誰が出るか分からない状態で切磋琢磨してやれている」と充実した準備期間を振り返り、ACLの初戦に「フロンターレらしい、得点が何点も生まれるプレーを見せたい」と話した。