ガンバ大阪が敵地で快勝発進した。前半21分、FW長沢駿(28)がDFオ・ジェソク(27)の右クロスに頭で合わせて先制。同ロスタイムには、MF井手口陽介(20)のシュートを相手DFがクリアし、こぼれ球を拾ったMF今野泰幸(34)が右足で決めた。

 2-0とリードした後半36分はFKでキッカーのMF遠藤保仁(37)がゴール前へ入れると、清水から新加入のDF三浦弦太(21)が力強くヘディングシュートし、相手のオウンゴールを誘った。

 G大阪はACL本大会で15年9月16日準々決勝ホーム第2戦全北(韓国)に3-2で勝利して以来、9試合ぶりの勝利。大きな勝ち点3を敵地で奪い、9年ぶりのアジア王者へ向けて、好発進した。

 次戦は3月1日、ホームで済州(韓国)と対戦する。

 ACLは32チームが出場し、1次リーグは全8組で総当たり(ホームアンドアウェー)で実施。各組上位2チームが決勝トーナメント(T)に進む。決勝Tもホームアンドアウェー。優勝すればクラブW杯の出場権を得る。昨季優勝は全北(韓国)。