セレッソ大阪は大阪市内の練習場で約1時間半、フィールドプレーヤー16人とGK3人がミニゲームやシュート練習などで調整した。セビリア(スペイン)から戻った日本代表の清武は右太もも裏の張りの影響から別メニューで、開幕戦は欠場する。

 3年ぶりのJ1の舞台に、エースで主将の柿谷は「やっとだなという感じ。得点に絡み、1年通じて献身的なプレーをしたい」と意気込む。清武欠場にも「もともとキヨがいない状態でキャンプも始まったし、誰が出ても同じプレーをできるように準備してきた」とチーム一丸で戦う覚悟だ。

 今季から指揮を執る尹晶煥監督はキャンプから守備に主眼を置き、チームを構築。元日本代表の司令塔、中村俊を補強したジュビロ磐田戦へ「特別な対策はない。自分たちのサッカーをすることが大事だ」と自信をのぞかせた。