J2から1年で昇格した清水エスパルスはホームでの開幕戦で、黒星スタートとなった。

 前半3分、新加入MF野津田の右クロスからFW鄭大世がシュートを放つが、枠をとらえられなかった。同32分には、MF河井のクロスをMF白崎が頭で合わせるが、わずかゴール左だった。

 一方、ヴィッセル神戸は同33分にゴール前中央でFKを獲得。MF渡辺が壁を越えて枠内に飛ばしたが、清水GK六反がキャッチした。前半は0-0で折り返した。

 後半16分、接触プレーで神戸FWレアンドロが足を痛めるアクシデント。担架でピッチを後にし、交代でFW大槻が入った。

 神戸は同26分、FW田中順のCKを一度は清水GK六反が反応したが、こぼれ球をDF橋本が押し込んで先制。その後、清水はDF犬飼を前に上げてパワープレーを仕掛けたが、チャンスを作れなかった。神戸が1点を守りきり、開幕戦を勝利で飾った。