ジェフユナイテッド千葉が開幕戦でFC町田ゼルビアを1-0で下し、9季ぶりのJ1昇格へ白星発進した。16年度の全国高校選手権と高円宮U-18(18歳以下)チャンピオンシップの2冠に輝いた、青森山田高卒のMF高橋壱晟(18)がフル出場。千葉では00年阿部勇樹(現浦和)以来17年ぶりとなる高卒ルーキーの開幕スタメンを勝利で飾った。

 東京五輪世代のMF高橋がプロの1歩を踏み出した。伝統クラブのインサイドハーフで先発を果たし、新加入FW清武らにパスを供給。シュート1本、最後は足がつるまでプレーした。FW城、MF阿部らに続くクラブ史上7人目の開幕スタメンで及第点の動きは見せたが「勝ちはしたけど、出来は50点以下。もっと活躍しているイメージだった」と反省。「次は得点に絡みたい」と誓った。