完封勝利で、昨季の借りを返す。

 ベガルタ仙台は3日、4日のアウェー、ジュビロ磐田戦(午後3時、ヤマハスタジアム)に向けて、静岡県内でセットプレーの確認など約1時間の調整を行った。

 昨季合計4失点で2敗した磐田に対して、GK関憲太郎(30)は「去年2戦2敗しているし、その悔しさの方が強い。負けたイメージしかない。取り返すためには絶好の舞台。しっかり準備したい」と意気込んだ。

 完封勝利した開幕戦(2月25日、ホーム札幌戦)には好感触で、「1試合1試合、守備陣は(失点)ゼロで進めていくと思う」と語った。敵地は多くの磐田サポーターで埋め尽くされることが予想されるが、「相手の声援を逆に利用して、自分たちのパワーに変える。自分はそういうのは嫌いじゃない」と燃えている。リーグ戦では10年11月以来となる磐田からの勝ち点3獲得を目指す。