京都サンガFCがDF闘莉王の移籍後初ゴールで、今季初白星を挙げた。

 前半は互いに決め手を欠き、一進一退の攻防が続いた。ハーフタイムには京都布部監督が「サイドチェンジを有効に使おう」、徳島ヴォルティスのロドリゲス監督が「もっと速いパスで崩していこう」と指示。後半に入ると試合が動き始めた。

 京都は後半10分に2選手を投入。さらに同17分には、京都橘高から新加入のFW岩崎を途中出場させた。大きな拍手で迎えられた岩崎は、ゴール前でチャンスを作るなどインパクトを与えた。

 後半25分過ぎからは京都DF闘莉王が、前線に残ってチームを鼓舞。そして後半45分、闘莉王が後方からのボールに対し反転しながら右足を振り抜き、名古屋からの移籍後初ゴールで均衡を破った。

 徳島は2連勝を逃した。