J2FC町田ゼルビアは13日、町田ユースに所属し、2種登録選手としてトップチームに登録した16歳のFW橋村龍ジョセフが、17日から米国に遠征するU-17日本代表メンバーに選出されたと発表した。

 橋村はゼルビアフットボールスクール、ジュニアユースをへてユースに昇格した同クラブ生え抜きの選手。町田の下部組織から、年代別の日本代表に選ばれるのは、初めてだという。

 橋村は12日のJ2第3節・ファジアーノ岡山戦で、後半ロスタイム1分から途中出場した。町田にとって、2種登録選手のリーグ戦出場はクラブ史上初で、16歳6か月17日での出場は、J2リーグ戦では歴代2番目の若さでの出場となった。

 橋村は、引き分けに終わった岡山戦後「1-1という状況だったので、自分がやってやろうという気持ちでした。緊張というより、やる気の方が大きかったです。新たにスタートできたということと、次につながる課題も残り、目標もできたので非常にうれしく思っています。出場することはできたので、あとはゴールだけです」などと語っていた。