Jリーグの実行委員会が14日、都内で行われ、J2第3節のFC岐阜-松本山雅FC戦(岐阜メモリアル)で、両クラブのユニホームの識別が分かりにくいとトラブルになった話題が出た。

 同試合では、ホームの岐阜が緑のホーム用を、松本はグレーのアウェー用を使用。だが、松本のグレーが濃く、光の加減によっては緑にも見え、ハーフタイムで岐阜が上半身をアウェー用の白のユニホームに変更する事態となった。村井満チェアマン(57)は「シーズン前に、デザインのデータを送ってもらって判断するが、送られてきたデザインと実際の仕上がりのイメージが違っていた。岐阜にはユニホームを交換していただいて申し訳なかった。今後は判断に慎重を期したい」と説明した。

 また、この日はJリーグの社員総会も行われ、2016年度の経常収益が、過去最高の135億6000万円だったことが報告された。前年比2億1900万円の増収になった。主な要因はJJP(JFA/リーグ協働プログラム)での日本サッカー協会(JFA)からの支援金だったという。