浦和レッズは18日、第4節ガンバ大阪戦(19日、吹田S)に向けてさいたま市内で約1時間の練習を行った。

 日本代表にも選出されたDF槙野智章(29)は、出場すればJ1通算250試合出場となる。この日も定位置の左サイドバックで主力組に入り、ミニゲームをこなした。節目を目前にし、「出続けるということは簡単なことではありませんし、仲間や監督、両親に感謝したい」と話した。一方でチームの主将であるMF阿部勇樹(35)が506試合に出場していることを挙げ、「もっと素晴らしい方たちを見てプレーしているので、通過点にしたいです」と意欲的に語った。

 東西の雄の激突とあり、一部ではナショナルダービーとも呼ばれる一戦。昨季、吹田ではカウンターからMF宇佐美貴史(24=アウクスブルク)に決められて0-1で敗れた。直近の対戦である昨年10月のルヴァン杯決勝ではPK戦の激闘となり、両チーム合わせて5枚の警告が出た。過去にはサポーター同士の衝突も起きるなど、意地のぶつかり合いを幾度となく繰り返してきた。槙野は「結果が第一。なんらかのバトルが起きることもあったが、正当ないい試合をしたい」と、強敵との一戦を楽しみにした。