J1ベガルタ仙台の新人で、千葉県佐倉市出身のDF永戸勝也(22)が、凱旋(がいせん)試合となった柏レイソル戦で勝利に貢献した。

 永戸は左ウイングバックで開幕4戦連続先発出場した。法大時代に対戦経験があるというMF伊東ら柏攻撃陣のサイド突破を最小限に抑えて、堅守を支えた。「地元の千葉でいい形でやることができた」と勝利に安堵(あんど)した。

 得意のクロス以外にも、自ら前線に駆け上がり、積極的に攻撃に参加したが、意識するプロ初のゴール、アシストは次節(4月1日、ホーム川崎F戦)以降にお預けとなった。「勝つのはうれしいですが、自分のゴールだったり、アシストで勝つ試合を出さないと」と、さらなる活躍を狙うつもりだ。