J2横浜FCのFWカズ(三浦知良、50)が21日、右足首を負傷した。

 雨中で行われた横浜市内での練習中に、右クロスを合わせてボレーシュートを放った際にうまくミートせず、苦痛の表情。「調子はすごく良かったのに、けがしてしまった。次(の試合)は様子をみてみないと分からない。つま先に当たってしまった」。病院には行かない予定だが、次節25日の徳島戦(ニッパツ)出場にも暗雲が漂った。開幕前に左足親指付近を痛めたが、12日の群馬戦では決勝点を決め、Jリーグの最年長得点記録を50歳0カ月14日に更新。次節で勝利すれば、開幕3連勝発進した10年以来となる首位浮上の可能性もあるだけに、悔しさをにじませた。