東京ユース所属のU-20(20歳以下)日本代表FW久保建英(たけふさ、15)が下部組織に所属していたバルセロナ(スペイン)が管轄する「FCバルセロナスクール葛飾校」の卒業式と開校式が2日、都内で行われた。

 同校の責任者でもあるアンドレウ・セラロウス・テクニカルディレクターは「日本人の子どもたちは、すばらしい技術を持っている。これからもどんどん日本だけでなく、世界でプレーしてほしい。(久保)タケフサは、スクール生にとって、バルサでプレーする夢を実現する良い見本。目の前でプレーを見せたい」。久保を生きた教材として。スタジアム観戦する計画も明かした。

 また、式典後には日本で唯一のFCバルセロナ公認サポーターズクラブ「ペーニャ」との協定調印式も開催された。本拠カンプノウから、世界でもっとも離れた位置に存在する同クラブは2003年に設立され、会員は400人を超える。今後はスクールを含めて応援態勢を整え、後押しする予定だ。同クラブ中野洋樹会長は「みんなで一緒にバルセロナを応援していきたい」と話した。