FC東京U-23(23歳以下)のFW久保建英(15=東京ユース)が鹿児島ユナイテッド戦にフル出場し、チーム最多のシュート4本を放った。開幕から4試合連続で先発。久保以外の10人は元日本代表FW前田遼一(35)ら全員がトップチームの選手という構成で初めて臨んだ。1-2で敗れ、Jリーグ最年少ゴール更新も持ち越しとなった。

 鹿児島の三浦泰年監督が久保を高評価した。「非常に良かったと思います。うちが得点は許さなかったけど、マークをはがす動きやチャンスをつくる技術は光っていた」。

 弟の横浜FCカズは3月に最年長50歳でゴール。対して最年少記録が期待される久保に「15歳から経験できるのは大きい。注目に値するパフォーマンスだったし、海外で成功する選手は重圧をはね返して結果を出していく。過保護しなくてもいいんじゃない?」とたたえていた。