クラブワーストの開幕5連敗で最下位に沈む大宮アルディージャが8日、ホームでヴィッセル神戸を迎え撃つ。チームは7日、さいたま市内で調整。

 DF菊地光将(31)が足の張りを訴え別メニュー調整で、DF山越康平(23)がセンターバックで先発する可能性が高まった。

 山越は明大から昨季加入。今季2度目の先発のチャンスに「周囲とうまく声をかけ合って、球際で厳しくいければ」と闘志を燃やした。厳しい状況での好調神戸との対戦に「チームとしてもここで勝てれば乗れるし、自分的にも、ここで勝てれば定位置争いに食い込むことができると思う。いい準備をして臨みたい」と意欲的だ。

 昨季はホームでの神戸戦に出場し、2-0から追いつかれ引き分けに終わった悔しい思い出がある。「相手の前線は得点力があるので、最後まで集中を切らさずにゼロで抑えたい。セットプレーでは得点も狙えれば」と攻守での貢献を誓っていた。