ホームの北海道コンサドーレ札幌がFC東京に逆転勝ちした。先制点は東京で、前半8分にFW大久保嘉人(34)の右からのクロスを、ゴール前中央で受け取ったMF東慶悟(26)が押し込んだ。それに対して、札幌は同42分、福森晃斗(24)の右からのCKを、MFジュリーニョ(30)が頭で合わせ1-1の同点とした。ジュリーニョは加入2年目で、昨季はJ2で12得点をマーク。この日の同点弾がJ1初ゴールとなった。

 後半14分、札幌はMFジュリーニョが放ったシュートのこぼれ球を、MF兵藤慎剛(31)がつなぎ、最後はFW都倉賢(30)が左足で決め試合をひっくり返した。その後は相手の攻撃を防ぎ押し切った。お立ち台に上がった都倉は「ホームでは必ず勝てるという自信を持って戦いました。今日もこういう雰囲気をつくってくれて」と、サポーターに感謝した。

 札幌は、J1での対東京戦初勝利。2勝1分け3敗で勝ち点を7とした。東京は3勝1分け2敗で勝ち点10のまま。