ベガルタ仙台は11日、12日のルヴァン杯ジュビロ磐田戦(ユアスタ=午後7時)に向けて仙台市内で、セットプレーの確認やミニゲームなどで最終調整をした。

 FWクリスラン(25=ブラジル)は、来日後初先発が濃厚となった。大敗した7日のアウェー浦和戦(●0-7)は後半開始と同時に途中出場。クラブの歴史を塗り替える大敗に立ち会った。「つらい敗戦」と言いつつ、「ホームで敗戦後にやれる。いいきっかけにして勝って、前のことを忘れられればいい。守備して走ってゴールを狙う」と必勝を誓った。

 シャドー陣との連係に自信を見せる。「シャドーをやっているナオ(FW石原)、タクミ(MF佐々木)にしても、MF梁やMF奥埜も頭が良くてやりやすい。彼らが前向きでプレーできるように努力しているつもり。昨日(10日の紅白戦)はいい攻撃ができた」。勝利に向けて、サイドや中央の空いたスペースをつくる動きを心がけるつもりだ。