ベガルタ仙台が、FWクリスランの来日初ゴールと、MF佐々木のプロ初ゴールで快勝した。

 前半から仙台の攻勢だった。187センチと長身のクリスランの高さを生かした攻撃で、再三ゴールを狙った。押され気味のジュビロ磐田も前半41分にMFアダイウトンのグラウンダーのシュートで見せ場をつくった。

 後半6分、仙台が先制。佐々木がDFの裏へスルーパスを出すと、クリスランが左足でゴールネットに突き刺した。同23分には、佐々木がペナルティーエリア右からの鮮やかなループシュートでプロ初ゴールで2点目を奪った。終盤には激しい攻めで、相手を相手にチャンスを与えなかった。

 磐田は中盤でボールを失うことが多く、カウンターも不発に終わることが目立った。