3年ぶりに実現した大阪ダービーは、天候にも恵まれて観客4万2438人を記録した。

 大阪ダービー史上では14年の4万2723人に次ぐ2番目の数字。前売り券は完売していたが、自由席券を持つ人が前日朝から会場入り口前での並び順を確保するため、路面にテープを貼るなどしてフィーバーが起きていた。

 この日午前8時前には実際に観客が並び始め、会場のある長居公園は桜の季節も重なって混雑した。本拠地セレッソ大阪の玉田稔社長は「4万人以上も入って、結果的には引き分けたのは残念だが(クラブとして)これもいい経験になるでしょう」と総括していた。