セレッソ大阪の日本代表MF清武弘嗣(27)が後半23分から途中出場した。故障で戦列を離れていたため、3試合ぶりの復帰となった。

 大きな見せ場はなかったが、登場するとひときわ大きな歓声に包まれた。試合は引き分けに終わり「基本は守備をしてました。最後の失点がなければ」と悔しさをにじませた。

 両者意地のぶつかり合いとなったこの日の試合。「ガンバは伝統のあるチーム。早く先制しないとと思って見てた。先制されて手ごわいなと思った」と、敵地でもひるまないライバルの底力を感じた。3年ぶりの実現となった大阪ダービー。「すごく楽しかった」と振り返った清武は、試合前から起こっていた自身へのコールに「うれしかった。もっと長い時間出られるようにしたい」と次戦での活躍を誓った。