日本協会の岡田武史副会長(60)がオーナーを務めるJFLのFC今治が、昇格5戦目で初勝利を挙げた。

 アウェーのブリオベッカ浦安戦で2-0。後半8分にDF玉城、同45分にMF三田が得点を挙げ、シュート数は相手の4本に対し、17本と圧倒した。スタンドで観戦した岡田氏は、グラウンドに下りて吉武監督や選手たちと笑顔で握手した。「内容は悪くなかったが結果が出てホッとした。でも、ここが目標ではない」と語り、J昇格への通過点を強調した。チームは1勝3分け1敗で、16チーム中9位に浮上した。