ガンバ大阪が大量得点で大宮アルディージャに快勝した。公式戦4試合ぶり勝利。

 G大阪は大黒柱のMF遠藤が16年9月25日以来となる先発から外れるなど、前節セレッソ大阪からメンバーを3人入れ替えて臨んだ。そのG大阪が序盤からペースを握った。前半16分、MF井手口がペナルティーエリア外からミドルシュート。これが決まり、J1通算2万1点目を記録した。

 さらに同41分、移籍後J1で初先発となったMF泉沢が古巣相手に今季初ゴールを記録。MF藤本からパスを受け取り、左サイドから右足シュートを決めた。

 後半になってもG大阪が攻勢に出る。同9分、MF藤本が左足のミドルシュートを放ち、GKのはじいたこぼれ球をMF倉田が右足で決めた。この日キャプテンマークを巻いて先発した倉田は2戦連発で今季4点目。

 そして待望の1点も生まれた。U-20(20歳以下)日本代表で東京五輪世代エース候補MF堂安(どうあん)がプロ初ゴール。後半17分、ペナルティーエリアすぐ外から左足でGKとゴールポスト右の間に決めた。続く同20分にはDF三浦が追加点を奪いチーム5点目。

 さらに堂安が躍動。同32分に相手DFの背後からボールを奪い、すぐさまシュート。途中出場のFW長沢がまたいでゴールとなった。堂安は初得点に続き2点目。G大阪は12年8月25日札幌戦(7○2)以来の6得点となった。

 大宮は開幕から8戦未勝利。この日もなかなかゴール前まで持ち込めなかった。