J2湘南ベルマーレは21日、ホームタウンの神奈川県平塚市の食品メーカーで、オフィシャルクラブパートナーの「フリーデン」と「湘南ベルマーレカレー」を共同開発したと発表した。カレーの商品化はクラブ史上初めてだという。

 フリーデンは、リオデジャネイロ五輪卓球男子シングルスで銅、団体で銀メダルを獲得した水谷隼(27)と13年からスポンサー契約を結び、水谷が監修した「水谷隼カレー」を開発し、15年3月から販売している。「水谷隼カレー」は、フリーデンが生産販売する国産の「やまと豚」と国産野菜を使用。カレー好きの水谷のために、200グラム中、具が100グラムと具だくさんに仕上げた。「湘南ベルマーレカレー」は、「やまと豚」のうまみと40種類のスパイスをブレンドし、最高の風味と味に仕上げたという。

 「湘南ベルマーレカレー」は、5月3日のレノファ山口戦(BMWス)試合開始前の午後12時から、場外のキングベルパークで1000個、先行販売する。一般販売は同9日から、平塚市を中心に展開する「しまむらストア」(一部店舗除く)、JAあさつゆ広場、ひらつか市民プラザ物産販売コーナーで販売。またホームゲーム開催日にもスタジアムで販売する。販売先は順次、拡大予定で、今後は平塚市などのふるさと納税の返礼品としてもラインアップ予定だという。