J2V・ファーレン長崎は25日、長崎市で株主総会と取締役会を開き、筆頭株主の通信販売大手ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)の創業者、高田明氏が代表取締役社長に就任することが決まった。

 総会後の記者会見でジャパネットが明らかにした。明氏は「県民に幸せを感じてもらえるクラブに」と決意表明。明氏の息子でジャパネットホールディングス社長の高田旭人氏ら計3人が取締役に決定。池ノ上俊一社長は辞任、荒木健治会長ら取締役3人が任期満了で退任した。ジャパネットは全株式取得によるクラブの完全子会社化を目指す。20日時点で9割近くを得ており、5月中にも全て取得できる見通し。

 また、JリーグはJ2長崎の実行委員に明氏が就任したと発表した。