J1ベガルタ仙台は29日、30日のアウェー清水エスパルス戦に向け、静岡県内でセットプレーなどで最終調整をした。

 同県内で行われた磐田戦(3月4日)に続き、今回も前々日入りした。移動による選手の負担を考慮した格好だ。渡辺晋監督(43)は「明日(30日)の日本平(アイスタ)も同じような芝。そこでシミュレーションできて良かった」と好感触だった。

 天候にも恵まれた。予報によると、試合開始予定の午後1時も、暖かな春の陽気に包まれる。指揮官は「暑いくらいでしょう。この時間帯の気候に慣れるよう、(選手に)外に出ろと言っといた」と満足げだった。

 清水戦は現在リーグ戦3連勝中と相性はいい。「ここ最近は勝っている。苦手意識はない」と言い切った。相手サポーターによるサンバ応援について、「耳に残るところはあるが、『日本平ってこういうところだよね』と選手に話しをしたい。俺は何とも思わない」と語った。